組合せゴム印の追加購入時に気をつけるべきポイント

組合せゴム印の追加購入時に気をつけるべきポイント

組合せゴム印は、住所や社名、代表名、電話番号のゴム印の台を自由に組合わせて使用できる便利なゴム印です。
また、住所などが変わった場合には、その住所だけのゴム印の台を作りかえたり、
あるいは、新たな住所のゴム印の台木を追加でき経済的でもあります。
しかしながら、追加するにあたって注意することがあります。
正しく作成をしないと
追加された台木が、手元の組合せゴム印と組み合わず使用できなくなってしまいます。

ここでは、注意すべき追加購入時のポイントをいくつかご紹介いたします。

台木タイプの確認

 

既成の組合せ台木タイプは、数多くありますが、
主にフリーメイトアドレス台という台木名のものが一般的に広く使用されています。

フリーメイト

アドレス台

 

関東では「アドレス台」が多く、関西では「フリーメイト」が多いようです。
両方とも台木の材料が異なりますが、
特筆すべき点は組合せ部の凹凸の形状です。

フリーメイトは組合せ部分の凹凸が
アドレス台は組合せ部分の凹凸が

となっているのが大きな違いです。

フリーメイトの凹凸部分

 

アドレス台の凹凸部分

重要な点は、アドレス台木をフリーメイト台木を組合わせる事ができない点です
つまりご自身がアドレス台の分をお持ちであれば、必ず追加商品はアドレス台をお選びください
間違えてフリーメイトをご注文されると、組合わせて使えなくなります。

組合せ部の確認

台木同士の組合せ部は双方の台木の凹凸をはめ合わせて組み合わされるのですが、
凹凸の上下が一致しないと組合せ出来ません。

横書きの場合は凸部が上下どちらか
縦書きの場合は凸部が左右どちらか
を必ず確認しましょう。

間違って作成すると凸同士あるいは凹同士となり組合わせることが出来なくなります。

※弊社では特にご指定が無い場合は凸部分を上にして作成しています。
基本的にはそのタイプが多いのですが、作成会社様によっては、逆で作成されたりもいます。
その凹凸箇所は「チョボ」とも呼ばれておりますので
ご指定される場合には備考欄にその旨ご入力下さい。

ゴム印注文ページ(フリーメイト)

ゴム印注文ページ(アドレス)

台木の形状の確認

台木の横幅

既成の組合せ台木の幅は、50~70mm位で5mm間隔で一般的に用意されています。
特によく使用されるのは62mm(印面約60mm)の台木です。
弊社販売のゴム印も主に60mmサイズの物で作成しております

追加時には、手元の台木に記されていますので確認しましょう。

フリーメイト

アドレス台

台木の厚み

既成の組合せ台木には、厚みが数種類用意されてます。

フリーメイトであれば「B○」
アドレスであれば「○号」

と記されていますので手持ちの台木に記されている品番を確認しましょう。
○に当る数字は文字の大きさ(台木の縦幅)を表しています。数字が大きいほど、文字の大きさは小さくなります。

フリーメイト

アドレス台

ゴム面の高さの確認

追加あるいは交換で出来上がったゴム印を手元の組合せゴム印と組合して捺印した場合に
そのゴム面の高さが全く同一で無ければ綺麗に印字できません。
そこで、既成の組合せ台木には、フリーメイトIIアドレスIIといった、追加用の台木が別途用意されています。


フリーメイトII


アドレスII

例えばフリーメイトIIではスプリング機構が台木に組み込まれて、押印の際には自動的に印面が揃うようになっています。
一方、アドレスIIでは、印面を上下出来るダイヤル式の機構が台木に組み込まれており、手持ちの台木と最初にゴム面を合わせてセットします。

ただ、このようか機構が組み込まれた台木は、台木の形式の全てには用意されていません。
例えば、幅50mmの既成台木には、このような機構がありません。

その為、このような台木では、一度お手元にある既成の台をお預かりし、
出来上がった台木のゴム面とお預かりしたゴム面を手作業で調整してゴム面の高さを合わせます。

ゴム・スポンジの高さを自動で調整するゴム印

上記の高さ調整付は、通常の台よりも若干お値段があがりますが
弊社では高さ調整のバネがついているタイプで
「おりこうさん」
という商品を販売しております。
コチラはデフォルトで高さ調整用のバネがついていますので、
追加作成や住所変更等時の差し替えでもゴム・スポンジの高さを意識することなく
キレイに捺印することが可能です。

こちらに詳しく説明があります

フォントの確認

新たに追加作成されたゴム印のフォントと手元のゴム印のフォントを合わせます。
追加作成時に手元のゴム印のを元にフォントやその大きさを調整しますが、
同じ系統のフォントでも多くの種類があり、使われているソフトなどによって若干の差異が生じるため、
お持ちいただいてるゴム印に近い書体でおつくりさせていただくことが一般的です。

 

DF中楷書体

HGS正楷書体

このように、同じ楷書体でもいくつかの種類があります。

&A


Q:全くわからない台木の追加は出来ますか?

A:取扱のない既成台木の追加は出来ませんが、ゴム面のみの交換なら可能です。

Q:手元の複数の台木のうち、一枚だけ残して他を全て新たに作り変えたいのですが?
A:この場合は、新たに作成する台木に合わせて手元の台木の方のゴム面の高さ調整を行います。

Q:一部の文字だけを作り変える事はできますか?
A:ゴム印については一文字分だけ張替というのができませんので
一枚まるごと再作成する事になります

Q:押した見本と同じ書体・同じ大きさで作成できますか?
A:書体については弊社で仕様している書体で作成しておりますので、
他社様で作成された別の書体と同じ用に作成することは不可能です。
似たような書体で作成することはできますが、同じにはなりません。

 

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