北浜・天満橋で伝票が作れます!

北浜・天満橋で伝票が作れます!

私たちの日常業務やビジネスシーンでよく目にする「伝票」
一見すると単なる書類のように思われがちですが、実はその歴史や種類、使い方には奥深い世界が広がっています。
ここでは意外と知らない伝票に関する豆知識をご紹介しますので、伝票作成時の参考にしていただければと思います。

また当店(ハンコ印刷ゴム印卸売センター北浜店)でも伝票の作成をお手伝いしております。
北浜・天満橋からも近くアクセスもいいのでお困りの際はぜひ一度お問い合わせください

 

伝票とは?

伝票とは、取引や業務の記録をするための書類のことを指します。
商品やサービスの売買、在庫の移動、金銭の受け渡しなど、さまざまなシーンで使われ、取引の証拠や業務の進捗を明確にするために役立ちます。
日本では中小企業から大企業、さらには個人商店に至るまで、幅広く使用されています。

伝票の主な種類

伝票には多くの種類があります。
目的や業種によって使い分けられますが、以下に代表的なものをご紹介します。

1. 納品書(納品伝票)

商品を納品する際に発行される伝票で、納品した商品名・数量・単価・金額などが記載されています。
受領印をもらうことで納品完了の証明にもなります。

2. 請求書

取引先に対して代金を請求するための伝票です。
納品書とセットで使われることも多く、月末締め・翌月払いなどの条件を明記することが一般的です。

3. 領収書

代金を受け取った際に発行される伝票で、支払いの証明書として機能します。
会計上の証拠書類として保管されます。

4. 出金伝票/入金伝票

現金の支払いや受取があった際に、その内容を記録するための伝票です。
金額の出入りを正確に把握するために使用されます。

5. 仕訳伝票

会計処理の際に使用され、勘定科目や金額、摘要などが記載されます。
帳簿の正確な記録に役立ちます。

その他にもオリジナルの伝票などの作成も可能ですのでお問い合わせください。

単式伝票と複式伝票の違い

伝票には「単式伝票」「複式伝票」という区分があります。

・単式伝票1枚の伝票に記録をする形式。書き方が簡単で初心者にも扱いやすい反面、会計帳簿に転記する際に手間がかかることもあります。
・複式伝票借方と貸方を同時に記録する方式。仕訳帳や総勘定元帳への転記がスムーズになりますが、多少の会計知識が必要です。

伝票の歴史

伝票の起源は、江戸時代の商取引にまでさかのぼるとも言われています。
当時は「控え」を残す習慣があり、これが現代の複写式伝票のルーツとも考えられています。
戦後、高度経済成長期に入ると、帳簿をきちんと管理する必要性が高まり、伝票会計が定着しました。

カーボン複写とノーカーボン伝票

以前は伝票の下にカーボン紙を挟んで複写を取るのが一般的でしたが、近年は「ノーカーボン紙(感圧紙)」が主流です。
これは、筆圧で下の紙に自動的に文字が転写される仕組みで、カーボン紙が不要なため、作業効率が上がり、環境にもやさしいとされています。
これらはどちらも一般的に複写伝票と呼ばれており、契約書・申込書や注文書・領収書や請求書などに使用されることが多いです。
同じ内容の伝票を同時に複数枚作成出来るため時間と手間が省けるのでオススメです。

手書きとデジタル化

かつては手書きで記入するのが当たり前だった伝票も、今ではパソコンやPOSレジ、会計ソフトを使って出力するのが一般的になりつつあります。
特に近年はクラウド会計や電子帳簿保存法の影響もあり、デジタル伝票の需要が増加しています。
ただし、小規模店舗や現場仕事では、依然として手書き伝票が重宝されています。
例えば、訪問販売や現場での工事業務では、即座に伝票を書いて渡せる手書き式が便利です。

伝票の保存義務

伝票は、法律上一定期間の保存が義務付けられています。
たとえば法人税法や所得税法では、帳簿書類は原則として7年間保存することが求められています。
電子帳簿保存法に準拠すれば、デジタル形式での保存も認められています。

伝票のデザインにも工夫が

業種によっては、伝票の見やすさや使いやすさを重視したデザインが求められます。
たとえば飲食業のオーダー伝票では、料理の種類や席番号が一目でわかるように色分けされたものが使用されています。
また、企業ロゴや社名、連絡先を印刷して、名刺代わりに使うこともあります。

デザインでお困りの際には一般的なものからオリジナルのもののご提案もさせていただけますのでご相談ください。

 

意外と便利な「ミシン目加工」

複写式の伝票では、控えを切り離す必要があるため、「ミシン目加工」が施されていることが多いです。
スムーズに切り離せることで、作業の効率が上がり、見た目もスマートになります。

まとめ

伝票は、単なる記録書類ではなく、業務の流れを可視化し、会計処理や取引管理をスムーズにするための重要なツールです。
時代とともにその形は進化していますが、今もなお現場の最前線で活躍しています。
業務効率を上げるためにも、自社の業態にあった伝票の選び方や使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

北浜・天満橋で伝票作成をするなら

弊社は大阪府大阪市中央区実店舗をかまえているので、店頭でのご注文やお引き取り、用紙や見本の確認が可能です。
またお急ぎの場合でも特急の対応が可能ですので、お困りの際には是非ご相談ください。