新婚夫婦が最初に考えたい「印鑑」の話
結婚をすると、暮らしの中で一気に「手続きごと」が増えます。転居、氏名変更、銀行口座、保険、住宅の検討など。そこで必ず登場するのが印鑑です。普段は意識しなくても、いざ必要になると「どれを用意すればいいの?」「旧姓の印鑑は使える?」と迷いがち。この記事では、新婚夫婦が押さえておきたい印鑑の基本から、選び方、実務で困らないポイントまでを分かりやすくまとめます。
新婚で必要になる印鑑は主に3種類
まずは基本から。日本の生活で使う印鑑は、大きく分けて次の3つです。
1. 実印
市区町村に登録する、最も重要な印鑑です。不動産の購入、車の登録、住宅ローンなど、人生の節目で使います。新婚の場合、今後の大きな契約を見据えて新しい姓で作るのがおすすめです。
2. 銀行印
銀行口座の開設や名義変更に使います。実印と同じものでも法的には問題ありませんが、万一のリスクを考えると別々に用意した方が安心です。
3. 認印
日常的に使う印鑑。宅配の受け取りや簡単な書類用です。既製のものでも足りますが、名前が変わるなら新調すると気持ちも切り替わります。
結婚で名字が変わったら、印鑑はどうする?
結婚で姓が変わった場合、実印と銀行印は新姓で作り直すのが基本です。旧姓の実印は、登録が無効になりますし、銀行でも使えなくなるケースが多いです。
一方、認印は旧姓のままでも実害は少ないですが、書類の名前と一致しないと手間が増えることも。今後のことを考えると、3本まとめて新姓で用意する人が増えています。
夫婦で印鑑は共有できる?
たまに「夫婦で1本でいい?」と聞かれますが、実印と銀行印の共有は不可です。印鑑登録や口座は個人単位。共有できるのは認印くらいですが、それも名前が違えば使いづらいのが現実です。
結婚を機に、それぞれが自分専用の印鑑を持つ。これが一番スムーズでトラブルがありません。
印鑑の素材と書体、どう選ぶ?
初めてちゃんとした印鑑を作るなら、ここで迷いがちです。
素材
・木材(柘など):手頃で扱いやすい
・黒水牛:耐久性が高く、銀行印に人気
・チタン:欠けにくく、実印向き
新婚で長く使うなら、実印はチタンや黒水牛、銀行印は黒水牛、認印は木材、という組み合わせが無難です。
書体
・実印:偽造されにくい篆書体や印相体
・銀行印:実印よりやや読みやすい書体
・認印:読みやすさ重視
「読めない=不安」になりがちですが、実印は読めない方が安全です。
フルネーム?名前だけ?
実印はフルネームか姓のみが一般的。女性の場合、将来の姓変更を考えて「名前だけ」にする人もいます。ただし、自治体によって登録可否が異なるため、事前確認は必須です。
銀行印と認印は、姓のみが使いやすく、書類との不一致も起きにくいです。
印鑑はいつ作るのがベスト?
おすすめは婚姻届提出後、早め。特に銀行口座や保険の名義変更が控えているなら、先延ばしにすると二度手間になります。引っ越しや仕事が落ち着いたタイミングで一気に済ませると楽です。
ケースと保管も意外と重要
印鑑そのものだけでなく、ケースも軽視できません。朱肉付き、がま口タイプ、耐久性のある素材など、使いやすさで選びましょう。実印と銀行印は、別々の場所で保管するのが基本。防犯の意味でも重要です。

まとめ:印鑑は「夫婦の生活基盤」を支える道具
新婚生活は楽しい反面、現実的な手続きが一気に押し寄せます。印鑑は地味ですが、暮らしの土台を支える大切な存在です。
「よく分からないから後回し」ではなく、結婚という節目に、自分たちの名前で、納得のいく印鑑を用意する。それだけで、これからの手続きが驚くほどスムーズになります。
これから始まる夫婦の生活。その最初の一歩として、印鑑をきちんと整えてみてはいかがでしょうか。
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