ゴム印作成時の注意点

ゴム印作成時の注意点

ゴム印は会社やお店などの事務作業で頻繁に使用されます。
大量の書類や郵便物などに同じ内容のものを記載しなければいけない場合など、ゴム印があれば押すだけでかなりの時間短縮にもなり楽に作業が進むのでオフィスや店舗などでは多くの方が使用されているかと思います。
ゴム印にはさまざまな種類があり、任意の文字列で作成するのべ台、のべ台の一種の個人や法人の住所印、日付付きのデータ印、会社のゴム製の丸印・角印、そして、図案などを刻印したものなどあります。

以前ゴム印の種類についてご説明させていただきましたが、今回はゴム印を作成するにあたりそれぞれの注意点をご紹介させていただきます。

↓ゴム印の種類や用途についてはこちらをご参考ください。↓

ゴム印作成時の注意点!

①のべ台での注意点

任意の文字を任意の書体・大きさで作成が可能です。
指定のエリアに文字列を挿入出来ますが、その際、段落の指定が可能です。
左揃え、右揃え、中央揃え、両端揃えなどの指定があります。
また、全体を様々な様式(長方形、楕円、円形、角丸の方形等)の枠で囲むことも可能です。
ただし文字の間隔や行間が詰まり過ぎたり開き過ぎたりして見づらくなったり、あるいは間延びしたりしないように注意して文字の配列・大きさを決めましょう。
のべ台では、短辺が4cmを超える場合には、台木に「にぎり」が付き別途費用が発生します。
また、文字数が非常に多い場合にはその面積により作成費用が計算されます。

 

②住所印の注意点

住所・会社名・個人名・電話番号などの内容でよく使用される住所印は、慣例的に幅(高さ)は60mmが一般的ですが、任意の大きさでの作成が可能です。
それぞれのバランスには、住所印用の色々のテンプレートが用意されいますので、これを参考にすればバランスよくキレイに出来上がります。
また、店のオリジナルな字体の店名や図案も刻印が可能ですが、鮮明な紙ベースのロゴ版下やイラストレーターのデータファイルをご用意下さい。
台木は、一般的な木製の台木の外に、にぎりの付いた透明なプラスチック製の台木(P台)も用意されています。
個人の住所印で使われる風雅印は、縦・横のテンプレートが用意されていますので、字体などを決めて発注可能です。

のべ台

P台

風雅印

 

またフリーメイトアドレス台おりこうさんといった組合せのものもあり、必要な分を組合わせて使うことができるので、汎用性が非常に高いものになりますので、オススメです。
ただひとつ注意しなければいけない点は、組み合わせ印には台木の種類が何種類かあり同じ種類の台木でないと組み合わせて使用することができないので、追加でご注文の際はお使いの台木を確認し同じ種類の台木ご注文ください。
また組み合わせの凸凹の向きも同じでないと、合わせて押した時に追加分だけ文字が逆になってしまったりするのでそちらも確認してから注文するようにしましょう。

フリーメイト

アドレス台

おりこうさん

 

③氏名印・科目印の注意点

一般的に良く使われる氏名印では、明朝体の4号の文字が使われます。
4号はmmにすると約4.6mmほどのサイズです
横幅は、23・25・27・30mmが一般的です。科目印では、明朝体の4号字体で巾23mm、又は12P字体で巾20mmが一般的です。
注文の際は、指定の幅は、押した文字の幅か、もしくは台木のサイズでご指定下さい
注意点としては、横幅があまりないので、文字数が多いと文字が潰れてしまう点です

例えば、横幅25mmの台木に5mmサイズの文字を10文字入れようとすると・・・
単純計算ですと5mm×10文字で横幅が50mmとなります。
これをと小幅25mmに収めるとなると、約50%横幅を縮める必要がありかなり潰れた文字になってしまいます。

このようにサイズ・文字数のバランスを見て注文サイズを決めましょう。

 

④法人のゴム丸印の注意点

法人のゴム丸印の大きさは、一般的に18mmの直径のものが一般的です。
様式は、天丸タイプでの作成となります。
こちらは彫刻の印鑑とはデータ作成方法が違いますので、印相体が使えません。
ですので、ほとんどが篆書体で作成されることが多いです。
注意点としては、やはり彫刻とは違うゴム印ですので、使っている内に潰れてくることです。
文字も細かいですので、間にホコリ等がつまり、文字自体も潰れるため実印としての登録が出来ません。
あくまでも認印として簡易的に使う物という認識で作成しましょう。

 

⑤法人のゴム角印の注意点

法人のゴム丸印の大きさは21mm角のものが一般的ですが、15~30mmまでの6種類が用意されています。
様式は、写真のような天角タイプで、弊社の商品にはフタがついてきます。
注意点としては、丸印と同様で、印相体が使えない点と、潰れて変形しやすいという点です。

 

⑥データ印の注意点

データ印のサイズは、直径12~30mmまでの円形のものや楕円などがあります。
真ん中の日付の機構の上下の半円形部分に任意の文字・図形などが入れられます。
スペースが限られていますので、細かくなり過ぎないようバランスよく配置しましょう。

 

⑦図案のゴム印の注意点

設計図などで使われえる小さな記号や任意のキャラクターなどの図形もゴム印として作成出来ます。
複雑なイラストなどは、イラストレータファイルの形式(文字はアウトライン化したもの)か、スキャナーで読み取り可能な版下(白紙に鮮明に黒色で描かれたもの)を用意下さい。
手書きなどのラフスケッチからでの作成では、図案を清書しファイル化する作業が必要となり別途費用が発生します。
またあまり細かすぎたり小さすぎるものは、文字や線がかけてしまったり表現ができなかったり、押した時につぶれてしまう可能性があります。

 

⑧特殊な字体のゴム印作成の注意点

日本字の一般的な字体は作成が可能ですが、珍しい日本語字体や独特な外国字体などは、文字をアウトライン化したイラストレータ用のファイルをご用意下さい。
データがあれば作成可能です。
データがない場合に特殊漢字などをこちらで作成する際は、別途データ作成代がかかります。

 

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