個人銀行印鑑の登録の仕方~必要な物や手順等を解説!

個人銀行印鑑の登録の仕方~必要な物や手順等を解説!

みなさんは銀行口座はお持ちでしょうか?
おそらくほとんどの人が少なくとも1つは口座を持っているのではないかと思います。

ここ最近のデジタル化により、色々なネットバンクで銀行印不要で口座が作れる所が増えてきています。
とはいえ、携帯の盗難・紛失、ウィルスによる情報の流出が日々メディアで報道されており、ネットバンクもいいけれど従来の通帳と印鑑(はんこ)で管理する口座もあった方が安心ですよね。
そういった理由で銀行印を作成される方も増えてきています。

以前この銀行印について詳しくご説明させていただきましたが、今回はそんな「銀行印」の登録の仕方についてご説明いたします。
※銀行印について詳しくはこちらをご覧下さい。

 

銀行印の登録方法

新しく登録するのも変更するのも、基本的に必要な物が決まっています。
●新たに登録する印鑑

銀行印の登録とは…
信用金庫や銀行等の金融機関に預金口座を開設する際、その口座に規定の印鑑(はんこ)を同時に登録することを言います。

普通預金や当座預金の口座を金融機関に開設するには、開設する本人が金融機関の店頭窓口に出向き手続きをします。
その際、口座開設の申請と同時に登録する印鑑を指定の用紙に押印し提出します。
最近では銀行印の代わりにサインを使用する金融機関もありますが、今現在では日本のほとんどの金融機関で口座を開設する時には印鑑(はんこ)が必要となります。
口座が開設されると、その印鑑(はんこ)の印影が銀行のデータベースに登録され、銀行印として使用できるようになります。

 

銀行印登録時に必要なもの
①本人が確認出来る書類
(運転免許証、パスポート、住所等が記載された公的な支払書類やはがき等)

②登録用の印鑑

最近は、マネーロンダリングや振込詐欺等に不法に銀行口座が使用されるケースがあり、口座の開設は非常に厳しく管理されています。そのため本人自身の確認や住所確認も厳しくなされています。

また、銀行印は口座開設の際以外にも必要な場面があります。

・金融機関の窓口で現金を引き出す時
・家賃や光熱費、携帯料金などの引き落としの口座を登録する時
・クレジットカードを発行する時
手形や小切手を発行する時 etc…

銀行印は上記の様にお金に関わる取引や契約の際に必要になることが多く、あなたの財産を守る大切な印となります。
印鑑の紛失・盗難や割れ欠けに注意して厳重に管理保管し、悪用されることを防ぐ必要があります。
ですので登録後は、盗難や偽造のリスクが高い人目につきやすい場所や頻繁に出し入れするような場所での保管は避け、人目につきにくい場所やカギのかかる場所などに大切に保管するようにしましょう。

 

銀行印の登録を変更するには…?

ではもし登録している銀行印を盗難や紛失した場合はどうすればいいのでしょうか。
盗難・紛失だけでなく、印鑑(はんこ)がかけてしまった時や、進学や就職、結婚などを機に印鑑を新しくされる方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、現在登録している銀行印を新しい銀行印に変更・再登録することができます。

銀行印を変更・再登録する際には、以下のものが必要になります。

・新しく登録を行う印鑑(はんこ)
・通帳やキャッシュカード
・本人確認が出来る書類(運転免許証、パスポート、住所等が記載された公的な支払書類やはがき等)

上記のものを金融機関の窓口に持参し、新しく銀行印の登録を行います。
本人確認ができれば、最初の口座開設時と同様に簡単に銀行印の再登録が可能となります。

ただひとつ気を付けなければいけないのが、銀行印を紛失してしまった場合です。
特に盗難にあった際には、ただちに金融機関に連絡してできるだけ早く登録している銀行印を廃止ししてもらわなければいけません

登録している銀行印を廃止することによってその銀行印は使えなくなりますので、もし他の誰かが悪用しようとしても使えないため詐欺などに合わないようにするためです。

銀行印の紛失については下記ページで詳しくご説明しておりますのでそちらをご覧下さい。
※もし銀行印を紛失したら…

 

銀行印登録のまとめ

 

●印鑑登録・変更の際に必要な物が決まっている
  ・登録する印鑑(はんこ)
  ・本人証明(免許証・住民票・パスポート・保険証等)
●登録した印鑑(ハンコ)はきっちりと保管・管理をしておく
●紛失盗難があった場合はすぐに改印登録する

 

Q&A


Q:登録する印鑑の彫刻内容の規定は何かありますか?
A:基本的に銀行印は、苗字での彫刻が一般的ですが、フルネームあるいは下の名前だけ彫刻した印鑑でも登録は可能です。姓の変わる可能の高い女性の場合は下の名前のみで作られる方も多数おられます。

Q:ひとつの印鑑で複数の口座に登録でますか?
A:複数の口座や家族で共用も出来ますが、紛失や盗難の際にはすべてを登録し直す必要があり手間がかかります。また偽造や複製のリスクから併用はせずにそれぞれの口座ごとに銀行印を作成するとリスクの分散が出来、より安全になります。

Q:登録する印鑑は、実印でも可能ですか?
A:実印を銀行印として登録することは可能ですが、オススメはできません。紛失や盗難の際にはすべてを登録し直す必要があり手間がかかります。また偽造や複製のリスクから併用はせずにそれぞれ用途により購入されるのがベストでしょう。

Q:市販されている三文判でも登録できますか?
A:ゴム印や浸透印以外の彫刻された印鑑であれば三文判でも登録は可能ですが、銀行印としては大変危険なので避けましょう。三文判とよばれる既製品は大量生産品であるため、全く同じものが量産されています。つまり自分が銀行で銀行印として登録した印鑑(はんこ)が、大量生産品として色んなお店で販売されているのです。似たような印影の印鑑(はんこ)が大量に存在するため偽造のリスクも高まり非常に危険です。
どうしても急に口座開設が必要で印鑑彫刻が間に合わない場合は、一旦は出来合いの三文判で登録して後日至急に安全な印鑑(はんこ)で再登録することも可能です。その場合は必ずきちんとした印鑑(はんこ)で再登録をするようにしましょう。

Q:登録には代理人でも可能ですか?
A:基本的に本人でしか口座開設は出来ません。( 詳しくは銀行に問合せ下さい。)

Q:芸名やペンネーム、屋号などで印鑑登録できますか?
A:住民票に登録されている個人氏名以外は出来ません。

Q:ネット銀行では銀行印の登録が必要ですか?
A:ネット上だけの銀行などでは、銀行印が不要の場合もありますが、詳しくは各銀行に問い合わせ下さい。

 

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